楽天は送料無料にしないといけないから、自前でECサイトの立ち上げも考える必要があるのかも
楽天の送料無料が正式に店舗に通達されたそうです。
注文金額が3,980円以上の場合は、大型商品など一部を除く商品の送料を無料にするというもの。
愛知県なのでほぼ気にすることはないですが、離島の方でも無料になるようです。
実施は来年2020年の2月から。
利用者としては嬉しいので歓迎すべきことですが、お店の方は厳しくなるのではないかなと思っています。
楽天としては送料無料のラインを3,980円に設定したことで、購買金額が上昇し、新規購入者も増えるという実験結果が出たとのこと。
顧客単価がそのラインよりちょっと下なら、ちょい足しで購入してもらえることはありそうですね。
これは単価アップ。
顧客単価がそのラインよりかなり下なら、まとめ買いできるものなら、2回分をまとめて購入されて、回数が減るだけで単価は変わらず。
顧客単価がそのラインよりちょっと上なら、ほぼ変わらなさそう。
顧客単価がそのラインよりかなり下なら、これも変わらないのかも。
大雑把な分類なので、もっと細かく見ていくと、色々とあるとは思いますが、全体としてはお店の方が厳しくなりそうな気がします。
そうなると、それが商品単価に反映され、結果的に利用者の負担になってしまってはダメで、増税のタイミングで商品単価が変わるものもあるとは思いますし、その後の送料無料の実施でまた単価が変わったら・・・・。
2段階にするくらいなら、増税のタイミングでやってしまうかもしれませんね。
何れにしてもどのような動きになっていくかとても気になります。
お店の側からすると、この際に楽天から撤退するのも一つだし、逆にこのタイミングで楽天に加わるという選択肢もあるかもしれません。
楽天に限らず、サービスを利用する側だと、運営側の方針に振り回されるので、そうならないためにも自前でECサイトをやっていくのも考えていくのも必要かもしれませんね。
そうなったら、アントロワにご相談くださいね。