我社はSDGsに取り組んでいる企業です!とは言えません
「SDGs」最近流行りですね。
SDGsとは持続可能な開発目標のことで、17のゴール・169のターゲットから構成されていて,地球上の誰一人として取り残さないという考えの取り組みになります。
このSDGsを知ったのは数ヶ月前のこと。
多くの企業がSDGsの考え方を今後取り入れていくと思うし、今やっていることをSDGsに当てはめて考えてみると、色々見えてきたりするかなと思っています。
17のゴールの方で、気になったというか、自社にあうんじゃないかと思ったのが、「11.住み続けられるまちづくりを」「9.産業と技術革新の基盤をつくろう」の2つでした。
その2つについて、ターゲットを見ていくと、???となってしまいました。
SDGsは世界の考え方なので当たり前なのですが、発展途上国や後発発展途上国といった世界を意識する言葉が多数ちりばめられていました。
そういった世界に目を向けた内容に対して、地元などの小さなエリアにしか目を向けていない企業にとって何が出来るんだろうと改めて考えてしまいました。
「SDGsウォッシュ」という言葉があるそうで、実態が伴っていないのに上辺だけSDGsへ対応しているように見せかけていることを指すそうです。
ゴールの見出しだけをみて、11や9などの項目に当てはまるんじゃないかと安易に考えてしまいましたが、「SDGsウォッシュ」になりかねないなと思ってしまいました。
世界なんて意識していないし、SDGsはやっぱり関係ないことなんだなと結論づけるのは簡単なことで、そうではなく、SDGsをやっているよ!とカッコつけるために言うことはせず、考えの中にSDGsの考え方を取り入れたりと、目指す方向の一つのツールとして上手く活用していくことができればいいのかなと思っています。
SDGs、これからも色々なところで取り上げられると思うので、取り組みだったり、SDGsに対する考え方などを色々と聞いてみたいなと思っています。