作業を捨てよ、仕事をしよう
今回は寺山修司さんの「書を捨てよ、町へ出よう」っぽくタイトルを付けてみました。
寺山修司さんは全く関係なく、「作業」ではなく「仕事」をしようということが言いたかっただけなんです。
「作業」と「仕事」の違いは、「作業」は決まったことをやるだけで、「仕事」は相手に対して価値を届けることになります。
「作業者は要らない」という表現を耳にしますが、決まったことを言われた通りにやるだけの人は要らないよということですね。
作業時間を減らす
作業者は要らないといっても、仕事をする上で作業をする必要はあります。
あなたが1日1時間作業をしていたら、1ヶ月(20日)だと20時間、1年で240時間作業していることになります。
1人の場合がこうなので、会社の社員さん全員がそれだけの時間を作業にあてていたら膨大な時間になります。
絶対に発生してしまうその膨大な作業時間を減らすことができれば、その分を仕事に回すことが出来ますね。
残業を減らすとか人材不足をどうしようかと考えているなら、この作業時間を減らすことを考えるのがいいのではないでしょうか。
自動化
じゃあ作業時間を減らすにはどうしたらいいかというと、その一つの答えがIT化であり、システム化です。
IT化が全く進んでいない会社であれば、導入すれば大きな効果が得られると思います。
逆にIT化が進んでいる会社でも、慣れ親しんだやり方の中にきっと無駄な部分があると思います。
そういった無駄を見直し、改善していくことできっと効果が出てくると思います。
最初はちょっとしたことでもいいと思います。
いきなり大掛かりなシステムを導入するのはリスクも大きいですし、成果がでるのが大分先になってしまいます。
それよりも手軽にできる部分から改善していく。
そしてその範囲を徐々に広げていって、最終的に作業を全て自動化できれば作業時間ゼロになり、その分、仕事をすることができます。
仕事に注力できれば、お客さんにより喜んでもらえるので、自分たちだけではんく、お客さんもハッピーになれます。
それを目指して、『作業を捨てよ、仕事をしよう』です。