渦中にいると周りが見えません
物事の中心にいたり、深い部分までどっぷりと関わっていると、色々な事が見えなくなります。
中の人はめちゃくちゃ一生懸命がんばっているんだけれども、何だか違う方向に進んだりしてしまいます。
本人も違うなと思いながらも、何が正解かわからず、もがき続けます。
もしくは、違うなと思っておらず、自分が絶対正しいと思っている場合もありますね。
逆にそこから一歩外に出てみると、意外に色々と見えてきたりします。
見えてしまえば、何だそんなことかといった感じです。
こういうことが本当によくあります。
自分が良いと思って行った行動や、周りのことを思って言った発言も、渦中にいると、意外なほど小さなところだったり、本来の目的とは違う所にばかり意識がいってしまい、おかしなものになってしまいます。
それが一歩引いた外から見ると、そんな小さな部分にこだわっていないで、もっと大きな枠で捉えればいいんじゃないとか、本来の目的が疎かになっているよねとかが、結構見えたりするものです。
更にいけないことは、渦中にいると、外からのアドバイスに対して、素直に聞き入れられなくなってしまうということが多々あります。
聞き入れられないだけに留まらず、もっと悪くなると、言われたことに対して嫌悪感を抱いたり、反抗したりしてしまいます。
こうなってしまうと、アドバイスする側も、それなら自分達だけでやれば!と突き放してしまいます。
それはもったいないですよね。
この問題は、先日書いた「他人のことだとよくわかっても、自分のことだとわからないことに対する対応策」とも通ずるところがあるかもしれません。
正直ここまで書いてきましたが、どうしたらいいのか結論はわかりません。
とりあえず、自分が中心で関わっていても、時に一歩引いて物事を見れるように意識していきたいと思います。
うーん、意識するくらいしかないのかな・・・・。