会社経営は車旅に例えるのが良いと思う


会社経営を航海に例えたりします。

どこに向かうのか、地図は持っているのか、乗る船はちゃんと選ばないといけないとか。

社員さんの立場なら、船だと途中では簡単には降りられないから、乗る船は本当に慎重に選ばないといけないですね。

陸地や、別の船が見えていない状態で海に身を投げたら、多分命はないですね。

なかなか恐ろしいです。

会社の社員さんであれば、途中で辞めることは可能なので、そういう意味では車やバスの方がしっくりくるかもしれません。

車やバスでも動いている最中であれば途中で降りられないなど、無理はある感じですが、船よりは実感がわきます。

車の運転手が経営者で、どこに行くかは運転手が決めます。

あおり運転などの荒っぽい運転をするのか、高級タクシーのような安定感抜群の運転をするかも運転手で決まります。

車内の雰囲気も運転手の雰囲気が大きく影響するかもしれません。

経営者の自分が運転にだけ集中していて、同乗者(社員さん)にどこに行くかも伝えず、運転手の好きな音楽をかけて、運転手の気分で運転をしていたのでは、同乗者はあまり居心地が良いものではありません。

自分が乗せてあげているんだから、自分の言うことを聞かなければならないと、運転手が上から物を言う姿勢でもやはり同乗者は居心地がよくありません。

そうではなく、行き先をしっかりと伝え、同乗者が居心地の良い雰囲気をつくり、気持ちいい運転をしていく。

同乗者が乗ってくれていることで、運転手も楽しいし、運転の経験があれば、時には交代してもらえるかもしれない。

これからも同乗者と一緒に楽しい旅をしていくことができるのが良いなと思っています。