読んでいる本でその人がどういう人か、どういう状態かがわかる?


先日行われた「Hauska Paikka ブックミーティング!」で、『今までにどんな本を読んできた?』という問いかけがありました。

その時は、『読書感想文でカフカとか読んで、その後、村上龍とか小説を読み、最近はビジネス書が多い』というような話をしました。

大まかな流れはそうなのですが、大まかすぎるので、昔の日記をちょっと読み返してみました。

そこに書かれたことを幾つかピックアップしてみます。今回は2008年辺りです。

旅人の心得/田口ランディ 2008年8月1日

「すべてのことは二つの側面をもっていて、片方を経験しないともう片方の存在を知ることができない
孤独を受け入れた者が愛を知る。そして、愛を知る者だけが孤独を知る」

もう片方の存在を知っているだけでは弱い
もう片方も体験すると元の方の良さが一層強まる

「世界というのは自分が知っている範囲でどんどん閉じていく
そうなると人間は自分の世界の中だけで呼吸して一酸化炭素中毒になるんです」

チャレンジ

KYOKO 村上龍 2008年8月16日

「何かを探し続けている奴だけが何かに出会う」

その通りだと思う
行動し続け無ければ何も生まれない

「未来は今あるものが失くなり、今はないものが誕生することだ」

今あるものをなくさないと手に入らないこともある
知らない間に失くなっているものもあるとおもう

図説フロイト 2008年10月7日

「私たちは自分の意思で自分の人生の生き方を決定しているように思い込んでいるが、実は私たちは心の中に自分でも気づいていない広大な闇を抱えており、その闇の中にひそむ力が私たちを動かしているのだ-これが精神分析の基本的な人間観である」

よくわからず

禅的生活 玄侑宗久 2009年2月22日

「現状を全面的に肯定してみることだ
むろん本心でそう思えと申し上げているのではない
方便である
現状がすべて自分の欲した事態であると仮に思ってみるのである
どうだろう
なにか力が湧いてくる気がしないだろうか」

「自己とは何か
それは死ぬまで問いつづけなければならない問いだし、答えは生き方にしか存在しないということだ」

「意識的に一日という時間の独立性を想うのである
昨日が雨だったことと今日が雨であることは基本的に関係ない
昨日と関係なく新しい一日に出逢ったのだから、それが雨であろうと嵐であろうとみな新鮮で佳い日なのである
結果なんていつどこに顕れるか分からないのだから、そんなものを期待して今という時間を殺すな
楽しめなきゃおやめなさいということだろう
現実には楽しいことばかり選んでするわけにはいかないだろう
だから楽しいことをするのではなく、することを楽しむ
心にゆとりをもって楽に生きていきたい」

納得

大した感想は書かれていませんでしたが、なんか病んでたのかも^^