自分はできていなくても、他人のできていない部分は目に付きやすい
何かに困った時、人を頼ったりします。
その頼るにも2種類あって、良い頼り方と悪い頼り方。
良い頼り方というか、こちらが普通の頼り方で、悪い頼り方というのが、いわゆる丸投げです。
良い頼り方の場合、相手への配慮がまずあるかなと思います。
このことは、その人に頼るのがふさわしいことなのかなといった部分もそうだと思います。
そして、困った事柄について、自分なりの道筋を立てる、自分なりの考えを持った上で、相談するのが良いかなと思います。
悪い頼り方の場合、相手のことを考えず、自分が頼みやすい人に頼んだりします。
この人なら受け入れてくれる、断らないだろうと思って、相談されたりします。
あからさまな丸投げであれば分かりやすいのですが、依頼する方が自分なりに考えた上でお願いしたことだとしても、相手がそうとは受け取らず、丸投げされたと感じることもあるかもしれません。
自分なりに考えてやっても、受け手にとっては全然考えられていないと思われたら、それまでです。
逆に丸投げっぽく見えても、相手が頼られていると感じて必死にやってくれることがあります。
その人のキャラクターなのかもしれませんが、きっと見えていない部分で、相手への配慮などもされているんだろうなと思います。
受け手との関係性などもあるので、一概には言えないかもしれませんが、相手に頼られているなと思われるように依頼できるようになりたいものですね。
手法という意味ではなく、本当にその人を頼りにしていることが食い違わないようにしたいという意味です。
ちなみに、こういうことって、自分ではなかなか気づきにくく、他人の行動だと気づきやすかったりします。
人の振り見て我が振り直せとはまさにこういった時に言う言葉だなと思います。
気をつけましょう。